|
独立作戦任務師団(どくりつさくせんにんむしだん、;略称)は、ソ連、ロシア国内軍の師団級部隊。ソ連時代、F.ジェルジンスキー名称独立特別任務自動車化狙撃師団と称されたため、通称、ジェルジンスキー師団ともいう。 内務機関、国家保安機関の筆頭部隊であり、ソ連時代、政府、ソ連共産党の庁舎の警備を担当していた。 レーニン勲章、十月革命勲章、名誉称号「赤旗」を有する。 == 沿革 == *1924年:Y.M.スヴェルドロフ自動車装甲支隊に基づき、特別任務師団(Дивизии особого назначения;ДОН)編制。各級指揮官の選抜には、フェリックス・ジェルジンスキー自身が従事した。 *1926年:統合国家政治局(OGPU)参与会附属F.ジェルジンスキー名称特別任務師団に改称。 *1920年代:フィンランド系白衛軍と交戦。 *1941年7月:独ソ戦に投入。当時、4個自動車化狙撃連隊(第1、第2、第7、第10)、第3狙撃連隊、騎兵連隊、戦車連隊の計7個連隊編制だった。 *1941年10月:モスクワ市において警戒任務。 *1941年11月:赤の広場での観閲式に参加。 *1944年:ドイツ軍捕虜の護送任務。ヤルタ会談の警備。 *1945年6月:赤の広場での戦勝記念観閲式に参加。 *1977年12月:師団第2連隊第3大隊第9中隊に基づき、国内軍最初の特殊任務部隊(現在の「ヴィチャーシ」支隊)編成。 *1980年:モスクワ・オリンピックの警備。 *1990年代:ナゴルノ・カラバフ、アゼルバイジャン、フェルガナ、レニナカン、北オセチア、イングーシ、チェチェン共和国の紛争地に投入。 *1994年2月:独立作戦任務師団に改称。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「独立作戦任務師団 (ロシア国内軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|